11月24、25日 合宿@白川町
たまねぎ定植の次の週末、11月24日、25日に岐阜県白川町で一泊二日の合宿を行いました。
昨年の9月にも白川町で合宿を行いましたが、夏とは雰囲気が違っていて、何より完全に冬の寒さでした。現地に到着したのは朝の10~11時だったのですが、まだ霜が見られました。天気には恵まれ、2日とも快晴で、お昼は暖かかったです。
参加したのは11人で、ハイエース1台に収まらない賑やかな合宿となりました。
最初は美濃白川どんぐり会の方の指導のもと、植林のお手伝いをしました。
メンバーのほとんどが農学部ということもあり、とても興味深いお話を聞くことができました。
穴を掘ったところに苗を植え、カバーをかぶせる作業ですが、座れば滑り落ちれるほど傾斜が急で、あたふたしながらの作業でした。
白川町の山ではちらほらと紅葉が見えるものの、ほとんどが戦後の木材の需要増大で植林されたスギやヒノキなどの針葉樹で、それも薪炭や国産木材の需要低下の結果、手入れが行き届いていない状況なのだそうです。
植林したのは落葉広葉樹で、成長すれば紅葉が見られます。無事に成長した様子を見に行きたいです。
お昼は野菜いっぱいのご飯をいただきました。かまどで炊いたご飯は特別においしかったです。
午後からは和ごころ農園のお手伝いです。
まずは早生の大豆を収穫したのですが、大豆が爆ぜてしまっていたので、みんなで拾いました。きりがないものの意外とくせになる作業で、黙々と拾っていました。
次は晩生の大豆の葉をとって乾燥させやすくしたり、収穫がおわったトマトのハウスを片づけたりする作業をしました。
支柱を抜いたり、防草シートをまとめたりと、ハウスの片づけはなかなか大変でした。みんなで作業したのでずいぶん早く片付きましたが、3,4人でやるには大仕事だと思います。
終わったころには日が沈み、かなり寒かったです。帰りに夜ごはんの鍋に使う大根とにんじんも収穫させていただきました。
作業終了後は温泉で疲れを癒し、野菜たっぷりの贅沢な鍋を作って食べ、和気あいあいと過ごしました。ありったけの野菜を刻んで一気に煮た豪快な鍋でしたが、とてもおいしかったです。
夜は人狼ゲームとウノを並行するという、大人数だからこそできる楽しみ方で深夜2時まで殺伐としつつも盛り上がりました。今さらながら親睦がぐっと深まったように感じました。
朝晩はやはり寒かったです。外に干した軍手やバケツの水が凍るくらいには寒かったです。真冬が想像できません。
翌日は夜遅かったわりにすんなり起き、準備も掃除もみんなでてきぱきと済ませていて感動しました。
2日目は主にワークショップをしました。去年の無人販売所企画と関連して、"和ごころ農園の野菜を地域の方にも購入してもらう"ことに関して、みんなでアイデアを出しました。
問題も解決策もたくさん挙がり、ここ
でも大人数が活きました。ハード面でのアイデアを視覚化する即興スケッチは素晴らしかったです。
お昼は農作業班と調理班に分かれて作業し、2日目も野菜たっぷりの豪華なお昼ご飯をいただきました。かまどで炊くご飯は2日目ですが、黒米が入ってまた違う美味しさが感じられました。
薪割もお手伝いさせていただき、普段できないことがたくさん体験できました。
あっという間でしたが、初めての体験がたくさんあり、美味しいものをいっぱい食べて、とても充実した2日間でした。また白川町に行きたいです。
今回の合宿でお世話になった皆様、本当にありがとうございました。お手伝いできることがあれば、お誘いいただければと思います。またよろしくお願いいたします。
販売所の企画が形になるのが楽しみです。
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